バレンタインの大量生産向きのミニタルト型の生チョコタルトのレシピ、生クリームなし!牛乳が材料の本格!濃厚な生チョコが材料3つでできる簡単シリーズを紹介します。
バレンタインチョコの大量生産に低コストでかわいい!小学生から中学生向けのチョコタルトになります。ベースとなるミニタルトに使う生チョコが好評な味であり、手作り後に、チョコスプレーやチョコペンでデコレーションが自由にできるレシピです
生クリームなし⇒生チョコタルトの手作りに人気レシピを紹介!
生クリームなしの本格濃厚な生チョコタルトのレシピ分量は、板チョコ、ミニタルト型、牛乳が作りやすくバレンタインの大量生産とプレゼント用に人気です
生チョコをタルト台に流し込むだけ!オーブンいらずの小さめのミニタルトになります
牛乳をチョコと溶かすと分離する!生チョコが固まらない悩みを解決するレシピになっています。分量と作り方をそのままトレースして作ってくださいね
材料 | ミニタルト型 10個 | 大量生産用 20個 |
チョコレート | 100g (50g×2枚) | 200g (50g×4枚) |
ミニタルト | 9~10個 | 18~20個 |
★牛乳 | 30cc | 60cc |
【飾りつけ】 チョコスプレー等 | 適量 | 適量 |
※板チョコ:スートチョコレートは、Meiji、ロッテのガーナチョコに対応した生チョコになります
手作り生チョコタルトを作る時は、パッケージ記載のグラム数、カカオの割合(40~60%)を確認しましょう。板チョコの代表格の明治、ガーナチョコ以外ならカカオの割合が40~60%のチョコが同様のレシピで手作りできます
牛乳を使った生チョコで失敗しがちな事は溶かした後に、分離を起こしてしまうこと。そして、冷蔵庫で固まらない残念な事態になる事です
チョコの分離と固まらない問題を防ぐ為に、板チョコと牛乳の分量を『10:3』に割合にしましょう。板チョコ50gのなら4枚:200gと、牛乳60ccが失敗しないレシピ分量になります
【生クリームなし⇒生チョコタルトの作り方】
【1】チョコを包丁で細かく刻む
チョコレートを包丁で細かく刻みましょう。チョコを溶かした時に『大きいチョコ』があると分離しやすいです
電子レンジで作る生チョコはバキバキと手で折ったただけで分離しにくいです
しかし、プレゼント用は、念を押して『分離回避』の為に、包丁で刻みましょう。ザクザクとチョコを細かくした後は『ボウル』にチョコを入れます
※チョコにとって水分は天敵です。ボウルに水滴がついていたら確実にふき取りましょう
【2】電子レンジ:加熱
材料 | レンジ時間 |
チョコ | 1分 |
牛乳 | 30秒 |
チョコを電子レンジ:600W、1分、牛乳を電子レンジ:30秒の加熱で溶かします。レンジで1分は『見た目でチョコが溶けてない』ように見えますが、ゴムベラをあてると中身は溶けています
不安になって加熱する時はあまり加熱しすぎると分離します。チョコの粒が気になる方は、追いレンジ加熱は5~10秒までが目安です
※ゴムベラは温度がわかりにくくチョコの温度が安定します
※経験上、レンジ加熱は『チョコはチョコ』、『牛乳は牛乳』だけでやった方がチョコが分離しにくいです
【3】レンジしたチョコをゴムベラで混ぜる
加熱したチョコと牛乳に、溶かしバターをゴムベラで混ぜます。
【4】ミニタルト型:チョコを流し込む
【5】表面を滑らかにする
※トッピング:有やおしゃれなデコレーションは【5】の時にします
※表面を整えたらミニタルトに、ラップします
【6】30分~1時間:冷蔵庫で冷やす
上記の【1】~【6】が、生クリームいらず!焼かない生チョコタルトの作り方になります
【5】の箇所でレベチ!女子力が高いトッピングをしましょう
大人のバレンタインなら、生チョコタルトにフルーツやナッツ類が人気ですよね
小学生のバレンタインは生の果物やナッツ類は、不向きなトッピングになります。ナッツ・アレルギーの子供が増加し、現在では5歳以下の子供に、アーモンドやカシューナッツは推奨されていないです
自分の息子や娘はナッツアレルギーではないけど、他のお家の子供はわかりませんよね。ナッツ系のトッピングは小学生と言えども避けるべきであり、チョコスプレーやチョコペン、チョコとピングのデコレーションまでにしましょう
その他、小学生の低学年や保育園、幼稚園時の手作りなら、ミニタルトはまだ早い!と思う時がありますよね。子供が小さい時は、牛乳レシピの生チョコをスプーンに流し込んだ作り方がおすすめになります
今回のレシピに生チョコが分離しないように作り方にポイントを入れ込んでいます。手順通りに作るとチョコが分離せず、小学生の子供が簡単にできるようにしています!
それでもチョコが分離した!冷蔵庫で生チョコが固まらない!という方は、もう少し、原因を次項目で説明します。自分の作り方と見比べて原因を発見してくださいね!
生チョコが分離した!原因と対策を教えて!
電子レンジでチョコを溶かすだけの簡単な作り方のはずなのに、なぜか、生チョコが分離してしまった!牛乳だから分離したのか?と疑問に思った方は、次の箇所を探ってみて原因を見つけましょう
牛乳が材料の生チョコと油分がよく分離する原因を下記にまとめました。
原因 | 分離しないコツ |
【1】分量の比率 | チョコ、牛乳の割合 10:3の分量 |
【2】水分 | ボウルの水滴をふく |
【3】チョコを割っただけ | チョコを刻む |
【4】チョコの温度 | チョコの種類ごとに対応する |
【5】牛乳 | 温度調整をする |
【6】マーガリン | 無塩バターにする |
【1】チョコレートと牛乳の分量
チョコレートと牛乳を『10:3の割合』の分量にしましょう。レシピ分量を間違えてしまうとチョコが分離した理由を特定できなくなりがちです
【2】水滴
チョコレートは水分と油分が絶妙なバランスをしています。ほんの少しの水滴、水が加わるだけで簡単に分離をしてしまいます。調理具、特に耐熱ボウルの水滴がある時は必ずふき取りましょう
【3】溶かす前のチョコを刻む
チョコレートを溶かす時に、電子レンジなら『バキ』っと大きめに割っても比較的分離しませんが、溶かす時は『細かく刻む』のが基本です
【4】チョコの温度
チョコレートは55度~60度以上など。高温になると完全に分離しやすくなります。高温になる事を避けましょう
チョコの種類 | 溶ける温度 |
スイートチョコ (カカオの割合:40~60%) | 50~55℃ |
ミルクチョコ | 45~50℃ |
ホワイトチョコ | 40~45℃ |
チョコレートは上記の温度から溶けますので、なるべく範囲内でチョコを溶かしましょう
【5】牛乳の温度
牛乳が熱すぎる温度であると、チョコと混ぜた時に分離する事があります。
電子レンジ以外!鍋で牛乳を温める時は『沸騰する直前で火を止める』と丁度良い温度です。難しい温度管理を考えず、簡単に牛乳を温める時に活用しましょう
【6】マーガリンを使わない
牛乳を使った濃厚な生チョコは、レシピに無塩バターが入っています。今回のレシピにも応用できますが、チョコ200gに対してバター10gが手基調です
しかし『無塩バター』が家にない。マーガリンでいいか!と代用すると、チョコが分離します。マーガリンの方が安いからという理由で代用するのはやめましょう
分離したチョコの復活方法!対象方法は2つ!
分離したチョコのリメイクは、ガトーショコラにするのが定番です。今回はの生チョコタルトはオーブン使わず!焼かない生チョコタルトのレシピです
バレンタインやプレゼント用のチョコが分離すると、それで本当にいいのか不安になります。分離したチョコをミニタルト使いたくない方は、下記の【A】、【B】の方法で分離したチョコが復活します
分離したチョコ | 対処方法 |
【A】電子レンジ | 10秒:レンチン+混ぜる 目安:3~4回 |
【B】チョコを湯煎 | 温めた牛乳 大さじ1 |
【A】電子レンジ
分離してしまったチョコは、電子レンジで復活させるなら【A】の方法です
分離具合に寄りますが『電子レンジ:10秒加熱』をした後に『混ぜる事』を繰り返します。だいたいですが3~4回で分離が復活します。目で見た感触で『そろそろかな?』と思ったときは、10秒⇒5秒に最後は時間を短めにしましょう
【B】湯煎+温かい牛乳
かなりひどく分離してしまった時は【B】の方法です。
牛乳を追加して、分離したチョコを復活させる方法があります。スイートチョコなら50~55℃の温度で湯煎をして、もう一度、チョコレートを溶かします
その後に『電子レンジ600W』で10秒を加熱した『牛乳:大さじ1』を混ぜます。混ぜる時は力は弱め、やさしく混ぜましょう。だいたい上記の方法で分離したチョコが復活します
手作り生チョコタルトは何日もつ?生チョコタルトの保存の仕方を紹介!
手作り生チョコタルトの冷蔵庫保管は、作ってから4日以内が日持ちする目安です。食べごろは2日以内の為、プレゼント用の生チョコタルトは渡す2日前から手作りしましょう
保存方法 | 賞味期限 | 備考 |
常温保管 | 当日~2日以内 | 温度:15℃~22℃ 直射日光を避ける |
冷蔵庫保管 | 2~4日以内 | 10度以下が推奨温度 |
冷凍保存 | 2週間 | 個別ラップ 冷凍用密封袋 |
備考 | 当日中 | 【トッピング】 フルーツ、生クリーム |
防腐剤とパッケージング有の市販の生チョコタルトは30日~45日の賞味期限の商品が多いですが、生クリームや牛乳をレシピに使った手作り生チョコは4日以内が目安となる日持ちになります
材料のタルトは開封後は5日以内、生チョコは冷蔵4日以内が日持ちの目安の為、生チョコの消費期限にわせましょう
特に、生チョコの常温保管は部屋の温度が高いと溶けてしまう為、15~22℃の範囲の場所で直射日光が当たらないように保管しましょう
また、アーモンドやナッツ類以外!フルーツや果物、生クリームをタルトの上にトッピングした生チョコタルトは、当日中の消費期限です
さて、今回は、バレンタインの大量生産!小学生から中学生向けの生チョコタルトのレシピと、低コストでかわいい!おしゃれに映える生チョコタルトのアイデアを紹介しました
チョコスプレーやチョコペンで後からデコレーションできるミニタルトになります。バレンタインの手作りにご検討していただけると嬉しいです