クリスマスの日の人気メニューの1つ、丸鶏のローストチキン。買って家で食べるときは「電子レンジで温めてください!」と言われませんか
一度焼いた後のローストチキンは、電子レンジの高温で温め直しをすると水分が飛んでしまい『お肉がパサパサ』になりがちです
ローストチキンの温め直し方を、おすすめの方法で激選し味・食感を比較して『ローストチキンはこう温め直すべき⇒クリスマスに余った時に出来立てのように復活』するやり方を紹介します
オーブンを使ったローストチキンの温め直し方は?
買ってきた⇒冷めたローストチキンは、サイズが大きくて電子レンジが使えない事があります。丸鶏が入る大きさのオーブンであれば、温め直しが簡単です
オーブン | 手順 |
目安 | 余熱170度以上 |
【1】 | ペーパー(オーブン用)を敷く |
【2】 | 160度:15分 |
【3】 | 最後に高温で仕上げる |
オーブンを使ったローストチキンの温め直し方は「ペーパー(オーブン用)の上で15分」じっくりと。最後に高温で仕上げる感じです
買ってきたローストチキンの表面にドリップや油分があると失敗しやすいので、先にキッチンペーパーでふき取っておくとお肉がパサパサしません
オーブン | 評価 |
味 | ◎ |
皮 | パリパリ |
肉 | 中身がジューシー |
オーブンで温めなおすときは、低温⇒高温に切り替えることで、皮がパリっとします。この手順を省くと美味しさが半減するので要注意です。電子レンジと比較して、時間がかかるのが難点ですが、クリスマスなら出来上がりを待つのが1つの楽しみ方、こう考えるとベストな方法だと言えます
オーブントースターを使ったローストチキンの温め直し方は?
オーブンは熱・水蒸気を使って温めになりますが、オーブントースターはより香ばしく。皮の表面がもっとパリパリします。切り分けて余ったローストチキンはこの方法がお手軽です
トースター | 手順 |
目安 | 余熱160度 |
【1】 | アルミホイルを敷く |
【2】 | 160度:10分 |
【3】 | 200度:3~4分 |
トースターでローストチキンを温めなおす時も、オーブン同様に低温⇒高温で仕上げます。温度の目安は160度:10分⇒200度:3~4分です
オーブン | 評価 |
味 | ◎ |
皮 | パリパリ |
肉 | 切り分けた時用 |
トースターの場合は、クリスマスの後。余ったローストチキン⇒切り分けて保存した時に大活躍なやり方で、クリスマスチキンなど。チキンレッグもこの方法で温め直しができます
グリルを使ったローストチキンの温め直し方は?
余った時の定番の温め直し方は「魚焼きグリル」を使った方法で、余熱⇒水を入れる⇒魚焼き用アルミホイルを敷く⇒弱火で10分、じっくりと温めなおすこの手順です
グリル | 評価 |
目安 | 弱火10分 |
味 | 〇 |
皮 | パリパリ |
肉 | 柔らかい |
グリルを使ったローストチキンの温め直し方は「アルミホイル」の電熱性の良さをフル活用。本来、ローストチキンは低温⇒仕上げに高温で焼き上げる事で皮がパリパリ、中身⇒うま味を閉じ込める=ジューシーになるという作り方です
ローストチキンはジップロック⇒湯煎で温めなおす事ができますが、皮がパリッとしません。湯煎と比較すると〇の評価です
フライパンを使ったローストチキンの温め直し方は?
ローストチキンを切り分けた時に、簡単な方法がフライパンで温めなおす方法です。フライパンにそのままではなく、アルミホイルを敷く⇒低温でじっくりと温めするだけと、手順自体は簡単です
フライパン | 評価 |
目安 | 弱火10~12分 |
味 | 〇 |
皮 | △ |
肉 | ふっくら |
フライパンの温め直しはお手軽で簡単な事がメリットですが、皮をパリパリにするには目で実際に見ながら、微調整が必要。また、アルミホイルを使いますが、お肉への火の通りがバラバラになりやすいです
アルミホイルをホイル焼きのようにして温めると「お肉がふっくら」しますが、皮が好きな人はこの方法があってないと思います
さて、今回はローストチキンの温め直しの方法を比較して紹介しました
ローストチキンは購入する事が多いと思います。クリスマス前に先に準備したり、買って来た時は保存の仕方に注意しましょう。美味しくローストチキンを保管する方法を上記で解説中です。肉がパサパサせずに、傷まないように保存する方法と日持ちする目安をばっちり説明しています
ローストチキンは量が多いので、余った時は骨をとってからの保管になります