手作りで干し芋を作った時や開封した干し芋が余った時の保存方法、作り置き用のコツを紹介します。
常温、冷蔵庫の保管(消費期限)、冷凍保存(賞味期限切れ)の日持ちと保存期間を参考にしてくださいね
まずは、手作りの干し芋の保存法の前に、市販の干し芋がどのくらい日持ちするのか。開封前と開封後の賞味期限から説明します
干し芋の賞味期限は?開封後と未開封の日持ちを解説!
干し芋 | 常温 | 冷蔵保管 | 冷凍保存 |
未開封 | 2ヵ月 | 不要 | 3ヵ月~6カ月 |
開封後 | 3日以内 | 3日~4日 | 3ヵ月 |
市販の干し芋は、未開封の状態で常温2ヵ月、冷凍保存をすると3ヵ月~6カ月の賞味期限になります。未開封時は、冷蔵する必要がなく、開封後に冷蔵保管は3~4日以内が保存期間の目安になります
干し芋が腐るとどうなるのか。保管中の干し芋に白い粉があり、食べても良いのか。白い粉の正体は、カビなのかと心配になる事がありますよね
干し芋の白い粉の正体は、カビではなく『糖分』です。糖分の為、干し芋の白い粉はたべられます
逆に、干し芋に、黒や緑、茶色の異変があったらカビがはえるサインです。変色した箇所があったら、カビの可能性:大です!
では、次に、手作りの干し芋にカビがはえないように保存法と日持ち期間をしっかり説明します
【常温保管】干し芋は作ってから何日もつ?
干し芋の手作りは、常温保管なら『当日中から翌日』までが保管期間になります。市販の商品の干し芋のようを含め、常温は意外と日持ちしません
干し芋は長持ちするイメージがありますが、作ってからは常温より冷蔵庫に保管をして、必要な分だけ出して食べましょう
干し芋の材料のサツマイモは、13℃~16℃の温度が保管に適した野菜です。暖かい地域の九州、鹿児島で育つため、低い温度は本来は向いていませんが、短い期間であれば、冷蔵庫の保管ができます
干し芋の冷蔵保管の日持ちは何日?冷蔵庫の保存期間は?
干し芋(手作り)は、冷蔵庫に3日~4日の保管ができます。干し芋を1つ1つラップ包みをして保存容器の2重保管をして水分が冷蔵中に抜けないようにします
冷蔵保管 | 日持ち目安 (春・秋・冬) | 日持ち目安 (夏) |
干し芋 | 3~4日 | 3日以内 |
干し芋は冷蔵保管で3日以内が美味しく食べられる推奨の保存期間です。夏だけ2日以内に、食べきるつもりで保管をしましょう
【作り置き】干し芋の冷蔵保管の保存方法は?
干し芋の作り置きは、冷蔵保管、冷凍保存のどちらも『ラップ包み』と『保存容器』に保管をします。干し芋のサイズが容器に入る用であれば、タッパーで冷蔵保管(4日以内)、ジップ付き袋に2重保管するなら冷凍保存で長期保存ができます
【干し芋の作り置き保管】
【1】干し芋:ラップ包みをする
【2】乾いた保存容器をアルコール除菌する
【3】容器の中、次に外の順番で除菌する
【4】容器のフタの裏、表の順で除菌する
【6】干し芋:粗熱が冷めてから容器に入れる
上記の手順が、干し芋の作り置き保管の方法になります。アルコール除菌まで通常はする必要がないですが、作り置きは食べ忘れをしがちです。念のため、やっておきましょう
干し芋の冷凍保存の日持ちは何日?冷凍の保存期間は?
干し芋は、冷凍すると非常に長く保存ができます。干し芋は3ヵ月週間の冷凍保存ができます。ラップ包みの上、ジップ付き保存袋を使って冷凍保存をしましょう
冷凍保存 | 空気なし (ジップ付き保存袋) |
干し芋 | 3ヵ月 |
干し芋は冷凍中に冷凍焼けすることがあり、タッパー(容器)を使わず、ジッパー付きの袋に入れ平たくして冷凍保存をしましょう
干し芋の解凍方法は?冷凍保存した干し芋は冷蔵庫で自然解凍!
干し芋を冷凍保存した後、食べるときは冷蔵庫で一晩、12時間ほど置くと自然解凍ができます
干し芋を電子レンジや火にかけて急激にあたためると、表面が結露して、その後にカビが発生するケースが多発します
干し芋の解凍方法 | 解凍時間 |
冷蔵庫の自然解凍 | 12時間 |
備考 | 加熱はカビの原因 |
干し芋は食べる分だけ、解凍と言っても量が多く、一度には食べきれません。解凍後の保管の事を考えて冷蔵庫で自然解凍をしましょう
干し芋を開封したけど余ってしまった。干し芋を手作りして作り置きがしたい方向けに『干し芋の保存期間の日持ち』と『冷蔵庫、冷凍の保存方法』を解説しました
市販の干し芋は未開封なら3か月以上、半年の賞味期限がある真空パックの商品があります。しかし、開封してしまうと、意外と日持ちが短く、3日以内が食べきる目安の期間になります
手作りの干し芋は、常温より冷蔵庫の保管、作り置き用は冷凍保存で3ヵ月が保存できる期間になります。ラップ包みをジップロック袋で密封をして、長期保管のストックが可能です