れんこんは、9月頃から2月の秋・冬の季節が美味しく、寒い時期の『作り置きメニューのおかず』にぴったりです。特に、レンコンはきんぴら炒めが美味しいですよね
今回はれんこんきんぴらを作りすぎた!夜ご飯で余った時の保存方法と日持ちの目安、レンコンのキンピラの作り置きできる活用方法、お弁当用の冷凍方法までご紹介します。
作り置きに困った時のアイデア、参考と目安にしてみてくださいね
れんこんきんぴらの常温保管・放置:基本はNG、目安となる温度と時間は?
れんこんきんぴらは醤油・みりん→炒めるといった比較的、長期保存ができる材料と作り方をしていますが、空気に触れる状態や常温で長く放置するのは、望ましくないです。家族の帰宅時間にピッタリあわせて作るのは大変!できあがってからは、ラップが必須です
れんこんきんぴらの常温保管:NG
保管方法:密封できるラップは必須
目安の時間:1~2時間
保管温度:20度以下
れんこんきんぴらを作ってからは保管温度:20度以下、お皿・小鉢にラップかけの2点に注意です
食通毒の原因となる菌の大半は、空気に触れる→20度以上の温度から数時間で活動を始めます。その為、長くても1~2時間以内が常温の1つの保存できる目安です
この方法で1~2時間の短い時間であれば、大きな傷みもなく食べられる事が大半。しかし、2時間以上、ラップはあるけど常温放置してしまったという時があると思います。
一般的に菌は「75度以上、1分以上の加熱=菌が死ぬ=殺菌」ができる為、食べる時は『再加熱=温め直し』するのがご家庭の定番の方法です
春・秋・冬といった比較的涼しく、20度以下であれば「作ってから3~4時間→再加熱する」と、この方法を目安として対応するしかないですね
- 夏の時期:れんこんきんぴらの保管は?
- 部屋の温度:25度以上からは危険がある
夏以外の春、秋、冬といった時期は大きな問題は起こりにくいです。しかし、夏場や6月頃からの20度を越える温度の季節になると話は別です
菌が大繁殖を起こすのは28度付近や40~45度と種類によりますが、ざっくり簡単に言っても「25度以上からは、1時間程度」、高温になると「10~15分で菌が発芽=生まれる」と思ってくださいね
こういった菌の事情がある以上、夏場は家族が帰宅する時間だからと思わずに「お皿にラップ→冷蔵庫」と保管場所を常温から避けるべきです
お惣菜・スーパーのれんこんきんぴらの消費期限は当日が多い!なぜ?
スーパーやお惣菜屋さんのれんこんきんぴらは、消費期限が「当日、もしくは、2日以内」が多いです。同じ手作りなのになぜ?と疑問に思うと思いますが、お惣菜のれんこんきんぴらは「お客様の保存方法が分からない為、基本的に当日」となっています
確かに、消費期限3日と記載してしまったら、常温では2日目は結構、危なめなラインですよね。市販の『れんこんきんぴら』は指定する保存方法+消費期限内を目安にするのが吉。もし、余った時は冷蔵より、念のため、冷凍保存の方がベストな保存方法と言えます
れんこんきんぴらの冷蔵庫保管:密封保管+作り置きの目安は3~4日
れんこんきんぴらが夕飯で余った時や作り置き用に作った時です。れんこんきんぴらの場合は「粗熱が冷めてから→保管方法:タッパー、密封容器→日持ちの目安は、3~4日」が日持ちの目安です
れんこんきんぴらは冷蔵3~4日の日持ちですが「夏、もしくは、冷蔵庫のドアの開け閉めが多いご家庭:3日が推奨」、それ以外の春・秋・冬は4日と考えて基本的に問題ないです
れんこんきんぴらの冷蔵保管:3~4日
保管方法:タッパー、密封容器
冷蔵庫の温度:2~6度
れんこんきんぴらは、冷蔵庫で作り置きができるおかずです。冷蔵庫の中では「菌は繁殖や活動のスピードが落ちる」という特徴があり、つまりは、余った時も同様に、冷蔵庫で保管が出来るという理屈です
季節 | 日持ち目安 | 備考 |
春 | 4日以内 | |
夏 | 3日以内 | 7~8月の新レンコン |
秋 | 4日以内 | |
冬 | 4日以内 |
普通の冷蔵庫は『2~6度で設定』されており、主に低い温度で菌が活動するのは「12度~」と菌が繁殖しにくいのが正確な表現です。
もう少し詳しく!季節別に、冷蔵保管のポイントを説明すると、秋・冬・春の9月後半から2月末までのレンコンは、3~4日。4日以内を目途に食べきるで正解です
しかし、蓮根は6月頃より「新レンコン」があり、6月中の新レンコンは比較的、4日以内で問題ないですが、7月後半~8月にまだ残っている新レンコンは、6月のモノより多少、品質が下がります。夏場の温度の問題以外に、遅めの新レンコン(7月後半~8月)は早く食べる必要があります
そのため、新レンコン→「夏のれんこんきんぴら:冷蔵3日以内」が保管の目安、味と食感を味わうなら、ココまでの期間がおすすめです
れんこんきんぴらを保存容器で保管するやり方:アルコール除菌(キッチン用)
【1】手を洗う
【2】乾いた保存容器をアルコール除菌
【3】容器の中→外の順番で除菌する
【4】容器のフタを裏→表の順で除菌する
【5】粗熱の冷めたれんこんきんぴらを容器に入れる
れんこんきんぴらを保存容器(タッパー保管)に入れ冷蔵保管するやり方の手順です。れんこんきんぴらの温度が下がるのを待ちながら「手を洗う→タッパーを綺麗にする→冷蔵庫へ保管」といった方法です
アルコール除菌はキッチン用のスプレータイプが使いやすく、2,3回、シュシュっとします。ふき取りはキッチンペーパーか、綺麗な布巾を使ってくださいね
れんこんきんぴらの冷凍保存と目安は?空気をよく抜く+冷凍焼け防止
「れんこんきんぴら」は、冷凍で『2~4週間』が保存の目安、食べる時を考え「1食分ごとに、小分けして保存」しておくと便利です
使う食材のレンコンは冷凍OKですが、材料に「コンニャク」を使っている時は取り除くのがベスト、コンニャクは冷凍するとスカスカ、解凍後にゴムっぽい食感になってしまいます
- れんこんきんぴらの冷凍保存:2~4週間が目安
- 空気あり:2週間
- 空気なし:4週間
- 保存方法:保存袋(ジップ付き)
れんこんきんぴらを冷凍する時は『空気をよく抜く→ジップ付きの保存袋でしっかり密封』して保管します。空気が入った状態は冷凍焼けを起こしますので2週間が目安。よく空気を抜いて冷凍保存する場合は4週間が保存の目安です
レンコン+こんにゃく→きんぴらを作る。こんな感じで、きんぴらレンコンを作って冷凍する時はココに注意です
こんにゃくは冷凍すると、水分が抜けすぎ、この食感が嫌いな方が多数います。その日、食べるように作る時は比較的、問題ないですが、作ったものを冷凍するのは「こんにゃく」が向いていないです
冷凍金平は「こんにゃく:無」が推奨!れんこんのみのキンピラが◎です
冷凍れんこんきんぴらの解凍方法!前日冷蔵庫の自然解凍がベスト!
冷凍したれんこんきんぴらは電子レンジの解凍モードですぐ食べる事ができますが、美味しく上手に解凍するなら「前日から冷蔵庫で自然解凍」です
冷蔵庫の場合は、8~12時間くらいで自然解凍が可。常温の場合の解凍目安は1~3時間です。解凍後は食べる時にレンチン2~3分で、すぐ夕飯の1品になって便利です
余った!きんぴられんこんをお弁当用に冷凍保存!おかずカップを活用!
夕飯で少し余った日やお弁当用に冷凍しておきたい。こんな時は、保存期間は2週間が推奨、できれば1週間以内に食べきるのがベストです。詳しいの「きんぴられんこん」の冷凍方法をコチラでやり方をのせています。もしよかったら、参考にしてもらえると嬉しいです
冷凍!きんぴらの解凍方法は、簡単!夏場は、そのままお弁当に入れるだけ、1~3時間程度で解凍されます
でも、蓮根を使ったキンピラは6月~9月の「新レンコン」よりも、秋口から冬の2月頃の旬な時期に作る方が多いと思います。秋から冬のお弁当の時は、特に冷凍しなくても「冷蔵保管・作り置きのレンコンきんぴら→お弁当」に入れても、比較的大丈夫です
写真のお弁当のきんぴられんこんは「朝→冷蔵庫保管→お弁当」に入れ、お昼を完全に過ぎた「15:00頃」のもの、冬場なら、特に問題なく、美味しくいただけました^^。味付けは定番の和風とめんつゆの2つを一緒に紹介しますので、是非、チャンレンジしてみてくださいね
冬に食べたい⇒定番から人気の『れんこんきんぴら』のレシピを激選!
さて、今回は『作り置きのれんこんきんぴら』は次の日に食べても大丈夫なのか。れんこんきんぴらの冷蔵保管と冷凍保存の仕方、賞味期限を詳しく解説しました
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