【カマキリの卵】有精卵と無精卵の見分け方!カマキリの卵が孵化しない理由とは?

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カマキリの卵が孵化しない。4月後半になり、5月になってもカマキリの赤ちゃんが産まれて来ない理由は、無精卵の種なしの可能性があります。

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カマキリの卵が孵化しない理由は?原因は何?

【カマキリの卵】有精卵と無精卵の見分け方!カマキリの卵が孵化しない理由とは?

カマキリの卵が孵化しない原因は、主に3つあります。種なしの無精卵の卵、既に赤ちゃんが産まれて中身がカラっぽの卵、気温が寒くまだ孵化するタイミングでない卵の3種類が、卵が孵化しない理由になります

孵化しない原因孵化しない理由
【1】寒い日が続いている孵化するタイミングではない
【2】既に孵化した卵中身がカラっぽの為
【3】無精卵の卵種なしの為
カマキリの卵が孵化しない原因と理由

カマキリの卵がいつになっても孵化しない原因を上記の早見表にしました。

【1】から【3】の3つの理由を見ると【3】の無精卵の卵がどんな卵か、有精卵との違いと見分け方が知りたいかと思います

まずは、先に簡単に見分けがつく【1】と【2】の見分け方から説明します。【3】の内容を詳しく解説しますので、【1】と【2】は軽く目を通す程度で問題ない内容です

【1】カマキリの卵が孵化しない時の対処方法は『気温合計450℃』を確認する

カマキリの卵が孵化しない原因の1つ目が、3月と4月に寒い日が続くと、なかなか赤ちゃんが産まれてきません。目安になりますが、カマキリの卵は15℃以上の気温なってから『毎日の気温を足し算して450℃になった頃』に、赤ちゃんが産まれると考えましょう

カマキリの卵孵化の気温
気温:15℃以上1ヵ月
合計気温450℃
【原因1】孵化するタイミングではない

カマキリの卵は毎年、4月中旬頃から5月のゴールデンウィーク前くらいが孵化する時期です。年と場所にとっては気温が寒いと、卵が孵化するタイミングではない場合が【1】になります

カマキリの卵は『15℃以上の気温が1ヵ月続いた頃が孵化する時期』です。卵が孵化しないのは、なぜ?と思った時は『最初に天気予報のニュース』、次にYahoo天気やお天気サイトの『過去の天気』を見ましょう

日付3月10日~20日3月21日~30日4月1日~10日
平均気温12℃14℃18℃
確認方法12℃×10日14℃×10日18℃×10日
期間の合計120140180
気温の合計120260440
【原因2】孵化するタイミングではない

たとえば、3月10日~20日の平均気温が12℃なら10日の合計の『120℃』という具合に30日間の平均気温を足していきます

表の例なら、4月10日の時の合計が『440℃』ですよね。つまり、450℃を越えるが4月11日です。4月11日付近にカマキリの卵が孵化する可能性が高い!と言う風に、天気予報と過去の気温を調べてみましょう

合計で450℃を越えているのに、卵が孵化しない方は、に【2】の原因を探ってみましょう

【2】カマキリの卵が孵化しない理由は『既に孵化後の卵』

30日間の気温が合計で450℃を越えているのに、卵が孵化しない方は、いつ卵を捕獲したかを確認しましょう。公園や学校に既にカマキリを目撃する時期なら、孵化し終わった卵の可能性があります

4月15日より前に捕まえたカマキリの卵なら、また、孵化してないと言えますが、4月15日を過ぎてからの卵は『既に孵化後の卵』の可能性:有です

カマキリの卵目安の捕獲時期
産まれない卵4月15日以降:可能性有
ゴールデンウィークの卵高確率で孵化しない
【原因2】既に孵化した卵

よくある事例が、5月のゴールデンウィークに『田舎の実家に帰省した時』や『アウトドアで捕まえたカマキリの卵』を子供が生まれるのを待っているケースです

【1】と【2】の原因を順番に探ってみたけど!それでも、カマキリの卵が孵化しない。他に原因があるのでは?と思った方、ご察しの通り別の理由があります

では、最後に問題の【3】のカマキリの卵の有精卵(種あり)と無精卵(種なし)を詳しく解説します

【3】カマキリの卵が孵化しない理由は無精卵の卵!

カマキリの卵は、有精卵と無精卵の2パターンがあり、有精卵の卵は赤ちゃんが産まれます。無精卵とは卵の形をしているけど、中にカマキリの赤ちゃんがいない種なしの卵です

いつまでたっても、カマキリの卵が孵化しない原因の多くは『無精卵の卵』だからです

カマキリの無精卵詳細
【A】交尾前の卵・8月後半の卵
・交尾無しでメスは卵を産む
【B】近親相姦の卵・近い家系の卵
【原因3】無精卵のカマキリの卵

孵化しないカマキリの卵の例を、一覧にまとめました

カマキリのメスは『交尾しなくても卵を産む昆虫』です。【A】の交尾前のメスのカマキリの卵は種なしであり、赤ちゃんが産まれません

カマキリのメスは生涯で3~4回、多いカマキリで5回ほど卵を産みます。最初の1回目の卵は、まだ交尾をしていない事があり、メスが卵を産み始める『8月後半の卵』と『9月前半の卵』が無精卵の可能性:有です

【B】のカマキリの卵は、近親相姦の卵です。近親相姦とは、近い兄弟、姉妹のが交尾したカマキリの卵です。昆虫の近親相姦は『生まれてくる固体に影響がない(能力やハンデキャップのある個体が生まれにくい)』と論じられますが、その変わりに『そもそも卵から生まれて来ない』といった現象が発生します

人間の場合の近親相姦は、ハンデキャップがある子供が生まれやすくなると言われますが、昆虫の場合は産まれてくる子もいるけど、『産まれる事すらできない事態』になる事が大半です

では、上記の2つのパターンのカマキリの卵の特徴を見てみましょう。次は有精卵と無精卵のカマキリの卵の見分け方を説明します

カマキリの卵の見分け方!有精卵と無精卵の見た目の違いは?

カマキリの卵の見分け方!有精卵と無精卵の見た目の違い

赤ちゃんが産まれてくる有精卵の卵と、孵化しないカマキリの卵の見分け方は、卵嚢(らんのう)の形で判断をします

前項目で説明した通り、無精卵のカマキリの卵とは『交尾前に産んだ卵』と『近親相姦の卵』です。どちらも平たく言うと『交尾に失敗した卵』と言え、普通のカマキリの卵より『形に細い個所が多い』、『いびつな形をした卵』である事が大半です

逆に、有精卵のカマキリの卵は、ぷっくりと卵の中央がふくらんでいます。結論から言うと『丸い卵が有精卵』という事になります

カマキリの卵見分け方
有精卵丸みがある
【A】交尾前の卵細い個所が多い
【B】近親相姦の卵いびつな形が多い
有精卵と無精卵のカマキリの卵

カマキリのメスは生涯で3~4回の交尾をすると説明しました

カマキリを飼育すると、1回目より2回目、2回目より3回目の卵の方が『丸みを帯びた卵』が多く、卵が『ふっくらした形』をしています

逆に、近い兄弟、姉妹を誤って飼育箱で育てた時は卵の形が整ってなく、交尾に失敗した感じが見た目でなんとなくわかります

カマキリの卵の見分け方:孵化しない無精卵の卵は『ちょっと細く丸みが少ない』

写真の卵は、野生のカマキリの卵ですが、ちょっと不安な感じしますね。たぶん、大丈夫だろうえど、少し細く、始めの方に産んだ卵だな!という印象があり、私なら捕獲しない卵です

形は変じゃないけど、生まれて来ないかもなと思うので、そのまま自然にお任せしましょう

見間違えに注意:チョウセンカマキリの卵は『細長い形』

また、カマキリはコカマキリとチョウセンカマキリの卵は『最初から細形の卵』のため、細さより形が異常でないかと見分け方にした方が良いです。上記の卵は、チョウセンカマキリの卵です。この卵は細くても、赤ちゃんが産まれる有精卵です

【カマキリの卵】有精卵と無精卵の見分け方!カマキリの卵が孵化しない理由とは?

今回は、子供がカマキリの卵を拾って来たけど!なぜか、5月になっても卵が孵化しない。赤ちゃんが産まれて来ないカマキリの卵の見分け方を紹介しました

カマキリのメスは『交尾前に卵を産むこと』があり、8月後半や9月初めに産んだ卵が無精卵、種なしの可能性があります。また、逆に、5月を過ぎたり、ゴールデンウィーク中に子供が捕まえた卵が『既にに孵化済みの卵』だと、いつまで待っても赤ちゃんは生まれません

カマキリの卵を見つけた時期を一度、確認しましょう。基本的に有精卵のカマキリの卵は『ぷっくりと丸みがある形』をしており、妙に先の方が『細い卵』や『いびつな形の卵』は、交尾に失敗した種なしの無精卵の可能性が高いです。無精卵と有精卵の区別がつくない時のカマキリの卵の参考にしてください

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