スーパーで買って来た冷めたとんかつがまずい!値引きシールが張られた揚げ物は温め直しても美味しくないと思われがちですが、とんかつの衣がサクサクに復活する方法があります
今回は、とんかつの温め直し方を、電子レンジのみ、オーブン、トースター、魚焼きグリル、フライパンの方法で激選し味・食感を比較して『冷めたとんかつをサクサクに戻す!復活する温め直し方』を紹介します!
とんかつは電子レンジで何分の温め時間?ラップかけはする?
とんかつを電子レンジで温め直しする時は、600Wで2分が目安の時間になります。しかし、残念な事に電子レンジでそのまま温め直しすると、とんかつの衣に油が多く、ベチャっとします
なぜなら、とんかつに使うパン粉が油と水分をたっぷり吸収しているからです
揚げ物をレンジすると、湯気が発生するのが嫌で『ラップかけ』をすると、ラップ内で水分がたまり余計に『とんかつの衣』がベタベタになります
電子レンジ | 手順 |
目安 | レンジ 600W:2分 |
味・食感 | おすすめ度:★★ |
分量の目安 | 1~2枚 |
【1】 | 耐熱皿を用意 |
【2】 | 600W:2分 |
備考 | ラップをするかけする |
結論を言うと、そのまま電子レンジで『とんかつ』を温め直しできますが、美味しくありません。評価は『★2』の全然、おすすめできない温め直し方になります
時間がかからずに、すぐに食べられる『とんかつの温め直し方』ですが、衣はサクサクになりません
スーパーのとんかつを美味しくする方法は、次に紹介する電子レンジをする時に、ラップかけをせず、キッチンペーパーを敷いてレンチンするやり方が正解です
とんかつ⇒電子レンジの温め直し方!電子レンジのみは?
電子レンジのみのとんかつの温め直しは衣に油が多く、しなっとしてベタベタとしてしまいますよね。どうしたら電子レンジで、とんかつがサクサクして美味しく温め直しができるのかを説明します
電子レンジ | 手順 |
目安 | レンジ 600W:2分 |
分量の目安 | 1~2枚 |
【1】 | 耐熱皿を用意 |
【2】 | キッチンペーパーを敷く |
【3】 | 600W:2分 |
備考 | ラップをかけない |
冷めたとんかつは、そのまま電子レンジするなら2分の時間で温め直しができます
しかし、電子レンジのみの温め直しは衣がベタつき味と食感が微妙です。簡単、そして、お手軽にとんかつをレンジで温める時は『電子レンジ対応:キッチンペーパー』を下に敷きます
電子レンジのみでとんかつをレンチンすると、湯気が発生して大丈夫か?と思う事があり、ラップをする方がいますが、とんかつを温め直しする時は『ラップ無し、キッチンペーパーを敷く』のが正解です
例えば、電子レンジ対応のキッチンペーパーならライオンのリードなどが有名です
キッチンペーパーを下に敷くとレンジ加熱中に水分を吸収してくれますので、ラップが不要です
注意点は『レンジは大丈夫だけど、オーブンにかけるとキッチンペーパーが燃える事がある』と説明書きがあり、オーブンレンジの機種によっては『レンジ中に勝手にオーブンに切り替わる機能』がついてるのがある点です
電子レンジ | 評価 |
目安 | レンジ 600W:2分 |
分量の目安 | 1~2枚 |
味・食感 | おすすめ度:★★★★ |
衣 | サクサクに復活 |
食材 | 普通に美味しい |
レンジ対応可のキッチンペーパーを敷いて電子レンジでとんかつを温め直しをした結果、味・食感は普通にレンチンするだけより、かなり良く、評価は『★4』のおすすめできる方法です
しかし、買ってきた後の冷めた『とんかつ』の衣があまりにも油分を吸収しまくってしまった時や、水分が少なくなっている!とんかつをサクサクに戻す方法が『トースター』を使った温め直しになります
とんかつ⇒電子レンジとオーブントースターの温め直し方!
とんかつの衣の油がとっても多い時と、冷蔵庫で保管して冷めている時は、電子レンジとオーブントースターの2つを使い、しわしわにしたアルミホイルにおいて2分のトーストをするのがおすすめの温め直し方になります
また、下記の温め直しは冷蔵庫に保管をして、冷たくなった『とんかつ』を温め直しする時に向いた方法になります
併用 | 手順 |
レンジの目安 | レンジ 600W:30秒 |
オーブンの目安 | 2分 |
分量の目安 | 1~2枚 |
【1】 | 油分を拭き取る |
【2】 | 耐熱皿を用意 キッチンペーパーを敷く |
【3】 | 揚げ衣に水を霧吹きする |
【4】 | 電子レンジ 600W:30秒 |
【5】 | しわしわアルミホイルを敷く |
【6】 | オーブントースター 200度:2分 |
備考 | ラップをかけない 焦げつかないように様子を見る |
冷たくなった『とんかつ』は、最初に電子レンジ30秒を温めてから、アルミホイルを敷いてオーブンで2分です
電子レンジとオーブントースターを併用する事が『とんかつをサクサクに復活させる方法』になります
冷めたとんかつを再度、温めるなら上記の手順になります。特に、冷蔵庫保管中に冷えると『衣に油分』が多く、油を拭き取っておくの良いです
電子レンジ+オーブン | 評価 |
味・食感 | おすすめ度:★★★★★ 文句なしのS級 |
衣 | サクサク、カリカリ |
豚カツ | ふわっとする |
電子レンジとオーブントースターを併用した温め直し方は『★5』の最高評価です。冷めきったスーパーの『とんかつ』の衣がサクサク、カリカリになり揚げたてのようになります
とんかつ⇒オーブントースターの温め直し方は?
オーブンは熱・水蒸気を使って温めになりますが、トースターはより香ばしく、とんかつを温め直しができます。霧吹きで水をふきかけると、とんかつの衣がよりサクサクとなります
こちらの方法が電子レンジやオーブンを使わず、直接、トースターだけで温め直しする方法になります
アルミホイルと霧吹きが調理具に必要ですが、味・食感は『トースターの温め直し』が最強クラスの一角です。また、機能が多いオーブンや電子レンジを使うのが苦手な機械音痴の方は、ボタン1つでとんかつの温め直しができて簡単です
トースター | 手順 |
目安 | 温度200℃、2分 |
分量の目安 | 1~2枚 |
【1】 | アルミホイル ⇒しわくちゃにする |
【2】 | アルミホイルを敷く |
【3】 | 霧吹きで水分を衣に与える |
【4】 | 200度:2分 |
トースターで、とんかつを温めなおす時は、トースターの電熱線の力を活用してサクサクにさせます。トースターの温度は200度、時間は2分が目安です。長くトースターを使うと、とんかつの衣に『焦げ目』が発生して黒くなります。なるべく、目を離さず温め直しをしましょう
冷めたとんかつをサクサクな衣にするポイントは【3】の霧吹きです。軽くシュっと水を全体(裏・表)に水を霧吹きしましょう
オーブン | 評価 |
味・食感 | おすすめ度:★★★★★ 文句なしのS級 |
衣 | サクサク |
豚カツ | ふわっとする |
トースターの温め直しが、とんかつを揚げたてのようにサクサクした衣に復活させる最強の方法です
冷めたとんかつがまずい!とお悩みの方は、トースターと霧吹き、アルミホイルをうまく活用しましょう
また、トースターを使う時は【1】の箇所で『アルミホイルをしわくちゃ』にします
焼き芋を包む時のようなシワくちゃ具合です。上記の写真くらいのシワを目安にしましょう
アルミホイルにシワを寄せてから温めると、余分な油分が抜けてよりサクサクになるためです。実はアルミホイルはシワを作る理由がちゃんとあるので、やっておくとよいことの1つです
水で霧吹きをした後。冷めたとんかつをアルミホイルの上にのせてトーストします
霧吹きがない!とんかつの温め直し!水にくぐらせるべき?
とんかつの衣をサクサクにする為に、霧吹きで水分を与えましょう。しかし、霧吹きが家にない方は、とんかつを直接、水にくぐらせたり、コップで水をドバっとかけてしまい失敗をしがちです
霧吹きがない時は、とんかつの衣に『水を湿らせたキッチンペーパー』を当てて水分を補給させましょう。中身がつぶれないように、強く押し付けず『軽くポンポン』とするくらいの力加減です
霧吹きはキッチンの調理用に1つあると良いでしょう。100均で買えますが、掃除用や化粧用の霧吹きが多い為、小さいお子さんがいる家庭は『掃除用の霧吹きと違いがあるデザイン』を選ぶのが正解です
なるべく、オリーブオイル用の霧吹きスプレーを買いましょう。ちょっと値段のする霧吹きでも200円くらいです
とんかつ⇒グリルの温め直し方は?
時間のたったとんかつは「魚焼きグリル」を使った方法で温め直しができます。とんかつのグリルの温め直しは、揚げ衣が焦げやすい為、温め中は目を離さないようにしましょう
余熱⇒水を入れる⇒魚焼き用アルミホイルを敷く⇒弱火で2~3分、両面を合計5分程度でじっくりと温め直しになります
グリル | 評価 |
目安 | 弱火:片面2~3分 (合計4~5分) |
分量の目安 | 1~2枚 |
【1】 | 余熱⇒水を入れる |
【2】 | 魚焼き用アルミホイルを敷く |
【3】 | 弱火:2~3分 ⇒両面を弱火で温める |
味・食感 | おすすめ度:★★★ 食感が良い |
衣 | 水分が少なくサクサク、カリカリ |
豚カツ | ふわっとした温かさがある |
グリルを使ったとんかつの温め直し方は「アルミホイル」の電熱性の良さをフル活用します
魚焼きグリルの良い点は、電子レンジと比べると水分量が多く残り、衣がサクサク、どちらかと言うとカリっとした食感になります
食べた時に、温かい湯気がふわっとして、短時間で温め直しができるメリットがあります
デメリットは特にありませんが、途中でひっくり返す手間がある点がお手軽と言えないところです
失敗しがちな事は『グリルをよく掃除してないと、とんかつの衣に魚のニオイが移る事』です。グリルの掃除に自信がない方は、魚焼きグリルでとんかつを温め直しするのを考え直しましょう
とんかつ⇒フライパンの温め直し方は?
冷めたとんかつをフライパンで温め直すには、何分くらい温めれば良いのか、何分くらい温めれば良いのか。とんかつをフライパンで温めなおす時は、油を敷かずに弱火で片面2分が目安になります
おすすめは、テフロン加工のフライパンです。揚げ物の衣は表面がザラザラしており凹凸がありますよね
テフロン加工やフッ素加工のフライパンを使わないと、ザラザラした揚げ衣は焦げやすくなります。テフロン加工は水や油をはじくコーディングがされている為、温め直しに使って失敗しにくいフライパンになります
フライパン | 評価 |
目安 | 弱火、片面2分 |
ポイント | 油を敷かない |
味・食感 | おすすめ度:★★★★ |
衣 | サクっとした食感 |
中身 | おかしな点はない |
フライパンの温め直しはお手軽で簡単な事がメリットですが、衣がサクサクに、カリカリにするには目で実際に見ながら、微調整が必要です。ただし、不揃いな形のヒレカツなど!火の通りがバラバラになりやすいです
フライパンを使った温め直しは、油を敷かなくて大丈夫です。揚げ物の衣にある油が熱によって出てくる為、油を使うと余分になってしまいます
むしろ、油が大量に出てきた時は、油をキッチンペーパーでふき取りながら、とんかつを温めましょう
その他、オーブンがない野外のアウトドアやキャンプに、とんかつを揚げる方は上記の方法がやりやすい方法になります。覚えておくと、お泊りキャンプの日の朝に、とんかつの温め直しができます!
スーパーのとんかつを美味しく食べる方法を紹介!
スーパーのとんかつを温め直してサクサクにしたいけど、揚げたての豚カツには勝てない!とんかつの温め直しがどうしても上手くできないと敗北宣言を出した方は、冷めた豚カツは、卵とじや加熱料理にするのがおすすめのスーパーのとんかつを美味しく食べる方法になります
スーパーのとんかつを美味しく食べる方法の1つ目は、定番のカツカレーです
カレーの日の次の日に余ったカレーを再び食べると『またカレー?』と家族から文句と不満が募りますよね。具材の少なくなったカレーは、逆に、スーパーのとんかつをトッピングがあった食べ方です
スーパーのとんかつを美味しく食べる方法の2つ目は、加熱料理の『卵とじ丼』です
卵とじに合うリッチな具材が、トンカツです。加熱する事で『食中毒の恐れのある菌』を熱処理でき安心して食べられる方法です
カツ丼や卵とじ丼のように、ごはんの上に食材をオンすると、ごはんがベチャベチャして丼ものが嫌いな方がいますよね
ご飯と別皿にして、とんかつを食べるなら『かつ煮』がおすすめです。かつ煮とは蕎麦屋の定番のもう一品注文したくなる料理です。ご飯以外に、蕎麦の日のメインに大活躍するので、活用の幅が広いメニューです
とんかつを温め直したけど、私はそれでも衣が気になるのだ!というこだわり派の方は、塩やソースで豚カツを食べるのではなく、名古屋流の味噌カツの方があった食べ方かと思います
え?とんかつを味噌で食べるの?と思いがちですが、赤味噌、砂糖、トマトケチャップ、ソースを混ぜて豚カツソースを作るとドロっとした感じなります。味噌カツソースは、衣がベタっとしていても、あまり気にならなくなりますよ
とんかつが余ったら?とんかつの保存の仕方!次の日に食べられる?
とんかつをスーパーで買ってきたけど、結局、食べなかった。夕飯にとんかつ余分に揚げすぎて余ったら、一旦、冷蔵庫で2~3日の保管ができます
とんかつ | 日持ち目安 | 備考 |
常温保管 | 当日中 | 夏3時間以内 5時間以内:推奨 |
【お弁当】 保冷剤と保冷バック | 5時間以内 | 高温多湿を避ける |
冷蔵庫保管 | 2~3日 | クッキングペーパーを敷く ラップ包み+タッパー |
冷凍保存 | 2週間 | – |
スーパーで購入したお惣菜のとんかつ、自分で揚げた豚カツは常温保管は当日中が保管の目安の為、揚げた後のトンカツは、粗熱が冷めてからラップ包みをして冷蔵庫で保管しましょう
家族が帰宅する前に、とんかつに先に揚げて準備したり、お惣菜で買って来た時は保存の仕方に注意しましょう。衣がベタっとせずにとんかつを保管する方法を上記で解説中になります
冷蔵庫の保管なら、紹介をしたとんかつの温め直しができ、衣がベタベタになってしまっても復活させることができます
さて、今回は、とんかつの温め直し方を、電子レンジのみ、オーブンとトースター、魚焼きグリル、フライパン比較して紹介しました
一番のオススメは、電子レンジとトースターを併用した温め方ですが、ボタン1つで簡単に迷うことなくできる方法が、トースターをつかった『とんかつの温め直し』になります。