黒豆の煮物とは、乾燥黒豆を砂糖と水で煮詰めるというレシピで作り、主にお正月のおせち料理に使いますよね
黒豆の煮物を買って来た!手作りしたけど、余った時の保存の仕方がわからないと悩んだ方向けに、今回は、黒豆の煮物の冷蔵・冷凍保存と日持ち目安を説明します。
黒豆の煮物の冷蔵庫保管の日持ちはどのくらい?目安は何日?
余った黒豆の煮物と平日のおかず⇒作り置き用の黒豆の煮物は冷蔵保管ができます。お弁当に使いたい時やすぐ食べるつもりなら冷蔵保管、日持ちは2~3日以内です
再加熱をすると最大で2週間が黒豆の煮物が食べられる目安になります
また、冷蔵庫のドアの開け閉めが多いご家庭は、夏と同じく2日を目途にするのが正解。家庭用の冷蔵庫は開け閉めの頻度が高い⇒温度変化の繰り返し⇒食材を傷める原因となってしまいます
冷蔵保存 | 日持ち目安 (春・秋・冬) | 日持ち目安 (夏) |
黒豆の煮物 | 2~3日 | 2日 |
再加熱:有 | 2週間 (2日に1回再加熱) |
黒豆の煮物は冷蔵庫で2~3日が日持ちの目安だよと説明しましたが、2日に1度、黒豆の煮物を再加熱すると最大で2週間ほど食べる事ができます
注意点は、タッパー保管をする時に『煮汁ごと一緒に保管』しておくのがポイントになります
<作り置き>黒豆の煮物を保存容器で保管するやり方は?
【1】手を洗う
【2】乾いた保存容器をアルコール除菌
【3】容器の中→外の順番で除菌する
【4】容器のフタを裏→表の順で除菌する
【5】粗熱の冷めた黒豆の煮物を容器に入れる
上記の【1】~【5】が黒豆の煮物を保存容器(タッパー保管)に入れ冷蔵保管する時の保存の仕方です。おせち料理といった数日に分けてたべるメニューですので特に綺麗な容器を使いましょう
アルコール除菌はキッチン用のスプレータイプが便利です。容器の外から綺麗にし、忘れがちなフタの裏→表の順番で除菌します。ふき取りはキッチンペーパーか、綺麗な布巾で問題ないです
作った後⇒黒豆の煮物の粗熱が下がるのを待ちながら「手を洗う→清潔なタッパー→冷蔵庫へ保管」します
黒豆の煮物の冷凍保存の日持ち目安は?保存の仕方と保存期間を解説!
冷凍保存 | 空気なし (ジップロック) | 空気あり (タッパー等) |
黒豆の煮物 | 1カ月 | 2週間 |
黒豆の煮物は『1カ月』が冷凍保存の目安。食べる時を考え「1食分ごとに、小分け→保存袋+ジップ付きで保存」しておくと、長く保管でき解凍して食べるときも便利です。
空気が入った状態は冷凍焼けを起こしますので、日持ちできる期間が短くなります
黒豆の煮物の冷蔵庫、冷凍保存のやり方をしっかり説明しました。「次のページ」は、冷凍⇒解凍後に美味しくする方法が知りたい!
黒豆の煮物を常温放置してしまった時の対応方法、腐った時の特徴です
黒豆の煮物の冷凍⇒解凍方法とは?
黒豆の煮物 | 解凍時間 | 美味しさ |
常温:自然解凍 | 1時間30分~2時間 | ◎ |
冷蔵庫:自然解凍 | 前日の夜に移動 | ◎ |
電子レンジ | 600W:1分30 | 〇 |
電子レンジ | 500W:2分 | 〇 |
冷凍した黒豆の煮物のおすすめの解凍方法は2つ。1つ目は「前日の夜、冷蔵庫の自然解凍」をするか、冷凍⇒電子レンジ解凍です
食感が味が変わりにくい自然解凍が黒豆の煮物におすすめです
黒豆の煮物 | 目安 |
解凍後 | 冷蔵:2日以内 |
黒豆の煮物は冷蔵庫内⇒6時間程度で解凍でき、溶けた後は冷蔵庫の中で「解凍後:2日以内」なら食べても大丈夫です
2つ目がお急ぎの方。時短ですぐに使いたい時は電子レンジの加熱もOKです。電子レンジ解凍の時間の目安は、600Wであれば1分30~40秒、500Wは2分で解凍ができます
<お弁当用>黒豆の煮物の冷凍保存⇒やり方は?
冷凍した黒豆の煮物は、常温⇒自然解凍で1時間30~2時間で溶けます。黒豆の煮物をお弁当に使うときは「おかずカップ→冷凍のまま→お弁当へ」と「朝、電子レンジ加熱→お弁当へ」の2つの方法があり、どちらか選んでおかずに活用ができます
夏は冷凍のままの方が、保冷効果が期待できる→お昼にはちょうど解凍されているという状態です。
夏以外の春、秋、冬は冷凍した「黒豆の煮物」を朝レンジで解凍し、一度、温めてからお弁当のおかずに。春・秋の季節は、保冷剤を忘れないようにする。
ここに気を付けたら、お弁当に使っても問題ないです
黒豆の煮物の常温放置:目安となる時間は?
砂糖で煮詰めるという作り方の黒豆の煮物は、10度以下で保存するのが望ましいです。おせち料理で食卓に並べて、お節の重箱のままにしておくのは、当日中までです
お昼に黒豆をお節箱にいれて余ったら、夕飯の時には食べきってしまう必要ありです
常温 | 冬 | 春・秋 | 夏 |
黒豆の煮物 | 当日 | 当日 | 半日程度 |
密封 | 必要 | 必要 | 必要 |
スーパーやお惣菜で購入した黒豆の煮物を含め、手作りの場合は「当日中」、夏場はラップやタッパー保管⇒乾燥を避けても、半日程度が1つの目途です
黒豆の煮物 | 常温の危険度 |
6月~ | 中:★★★ |
夏 | 大:★★★★ |
一度、黒豆の煮物は砂糖と水で煮詰める⇒調理⇒食中毒の恐れがある主な菌は75度以上1分の加熱で死滅しています。
黒豆の煮物は冬に作ることが多いですが、夏場や6月頃からの20度を越える温度の季節になると当日より短く「半日程度」、長くても6時間以内が目途の1つです。
菌が大繁殖を起こす28度と言われますが、25度以上からは、1時間程度。高温になると「10~15分で菌が発芽」と傷みやすくなるので、温度の高い場所、部屋は3時間でもかなり危ないラインです
黒豆煮のレシピが大集合!!簡単+時短の作り方を教えて!
黒豆のレシピ | 作り方 | 備考 |
【1】基本の黒豆 (黄金比レシピ) | 鍋:浸水あり | 定番の味 |
【2】圧力鍋なし (黒豆の重曹レシピ) | 鍋:重曹あり | 圧力鍋なし |
【3】浸水あり・なし (黒豆の圧力鍋レシピ) | 圧力鍋 | 浸水あり・なしで解説 |
【4】甘さ控えめ (甘さ控えめ黒豆レシピ) | 圧力鍋 | 簡単!短時間でできる |
【5】砂糖なし (甘くない黒豆レシピ) | 鍋:浸水あり | 塩煮 |
※リンク先:個別に黒豆の煮物の作り方とレシピがあります
初めてや料理が苦手な方は【1】黒豆の黄金比レシピが覚えやすいレシピです。圧力鍋以外昔ながらの方法なら、重曹を使った【2】、早く煮豆が出来る圧力鍋レシピが【3】の作り方です
【4】と【5】の黒豆の煮物が砂糖少なめと砂糖なしの甘くない黒豆のレシピになります!
正月のおせち料理用に黒豆を作ったら、次は他に手作りした一品があると嬉しいですよね
好きなおせち料理の具をアンケートした結果が上記です。みんなが食べたいおせち料理の中身を知って一緒に手作りするおせちメニューのアイデアが満載です!